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05:00起床、天気が気掛かりでカーテンを開け部屋の窓から外を見ると、
街路灯に照らされた街路樹が激しく揺れている。
溜息と共に「終わった!」が、宮崎遠征26日間を一言で物語った。
ここで一句
“天気予報 悪い予報は よく当たる”
季語無しお粗末!
06:30、ホテルを出発し5分で現地に到着。
今日も路肩に名古屋ナンバーの車が、フロントにSKEETER (バスボート)のプレートが置いてある、
バスフィッシングもやっているようだ。
昨日、佐々木君がファイとしている時に「釣りキチ親父さん」と、声を掛けられた方の車だ。
その方は、俺のブログを見て初めてオオニベという魚を知り、
オオニベ釣りにチャレンジしたかったが、名古屋市からでは遠くて来られずにいたそうです。
福岡への転勤が決まった時、遂にオオニベ釣りが出来ると喜んだそうです。
かなりの釣りキチですね! 俺が来ている日に合わせて宮崎に来たそうです。
キャップ以外は全てMAZUMEブランドで決めていて、
MAZUMEのカタログから抜け出したように決まっていました。
SKEETERのプレートの件を尋ねると、出身が京都で琵琶湖でバスフィッシングを楽しんでいるとの事、勤務先はM乳業でかなり上の管理職とお見受けしました。
改めてブログの影響の大きさに驚き、以後も、間違ったメッセージを発信しないよう肝に銘じた次第です。
(日向灘で見る最後の日の出)
ポイントに着くと既に師匠と藤也君、ケンゴ君とM乳業の方がキャストをしている。
だが、日の出と共に状況は悪化、北東(横風)の風が強まり波も高まり、
それに伴い横潮流が異常に早くなり、ルアーを回収すると4時の方向から現れる。
ルアーは翻弄され釣りとしては成立しないが、昨日の事もあり全員真剣にキャストを繰り返す。
当然と言えば当然ですが、11時頃になってもノーバイト、
更に北東の風が強まりやたらと寒さが身に凍みる。
藤也君が薪を集め全員で暖を取っていると、昇さんがホットコーヒーの差し入れに現れ全員感激。
ホットコーヒーを飲み乾しても折れた心までは癒されず、
師匠と藤也君と俺はこれ以上キャストしても無理と判断し12:00撤収。
他の2人は続行するようだ!
師匠親子との釣行も今日が最後、大変お世話になりました。
釣り場からホテルまでの道すがら、滞在期間を延長しようか悩んだが、
この時化は当分収まりそうも無いので、予定通り19日に宮崎を発つ事に決めた。
“俺のロマンを求めて”は、帰京まで4日間あるが、俺的には今日で完結。
(今日使用したルアー達)
ホテルに戻り、ビール飲みながらタックルを洗浄していたらいつの間にか爆睡。
明日、キャスティング錦糸町店の安達店長、海野副店長、山中君、岡本船長が、
2泊3日の予定で来ます。
彼らと会える日を楽しみにしていましたが、最悪の天候状況下での来釣、
気の毒で慰めの言葉もありません。
宮崎遠征NO.15につづく
(何かを予兆するかのような深紅の日の出)
06:30、ポイントに着くと、既に、山脇夫妻と昨日オオニベをゲットした服部君も来ている。
グチの反応が無いまま1時間ほど経過した頃、アングラーの一団が現れる。
師匠達のグループだった、その中に初めてお会いするプロアングラーが居ました。
(松田さんと記念撮影)
そのプロアングラーの名前は、シマノ フイルドテスターの松田正弘さん。
(冬季限定“チーム呑ませる会”のメンバー)
左から、松田プロ、佐々木君、押川名人、井戸川師匠、ダイちゃん。
写真に写っていませんが、他に、吉田君、昇さん、ニモさん、俺。
多人数でキャストを繰り返したが、誰にも反応が無いまま昼近くになった頃、
広島から遠征して来た服部君が帰宅の途につく。
昨日は、服部君が来てから釣れたが、今日は服部君が帰った直後、
名人にヒット!だがバラし、此れを見届けた吉田君も帰宅。
今日は北側のポイントが良さそうだが入る隙間は無い。
※南岸ポイントの説明を少々
250mほどのエリアに、北側に50m間隔で2ヶ所、南側にも50m間隔に2ヶ所のポイントが有り、北側ポイントと南側ポイントとの間隔は150mくらいかと思います。
名人がバラシ30分ほど経過した時、突然北側で奇声が上がる。
振り向くと、なん、なん、何と~!!!
ニモさんがファイとしているではないか、早速駆け寄り野次馬に。
(冗談を言って笑わせるが目はラインの先に)
ニモさんの緊張を和らげるため俺達は冗談を飛ばし続ける。
オオニベの動きに合わせヒットポイントから既に100mほど南下、
後方から松田プロとご主人の昇さんが声援を送る。
(ファイトに余裕が出て来た)
声援を送っていた昇さんにもゆとりの笑みが。
釣り船もオオニベを狙っている様で、サーフの異変に気付き近付いて来たが、
離れるよう合図を送ったら、快く離れて行きました。
更に100mほど南下、既に30分は経過している、全員無口になりラインの先を疑視!
疑視している方向にオオニベが浮き上がった。
その瞬間「オォー」と歓声が轟き同時に「デカッ」「慎重に」「慌てるな」等々、
それぞれが思い思いの言葉を発する。
押川名人と井戸川師匠が海に入りホローに回る、
日曜日とあって多数のギャラリーが、最も緊張する瞬間に立会い固唾を呑んで見守る。
ブレーク付近で何度も緊張する場面はあったが、
遂にオオニベがズリ上げられそれを確認したニモさん、
雄叫びを上げ座り込んでしまった。
周囲では祝福の言葉が飛び交う。
(松田プロ、プロデュースの撮影会)
松田プロ「女性が船でオオニベを釣った事はあるが、サーフでは初めてだと思います」
女性第1号の栄誉を得た“ダイワフレッシュアングラー山脇愛子”とにかく凄い!
ニモさん おめでとう!
正直に言って物凄く羨ましいですが、我が事のように心から喜んでいます。
(体長135cm 重量 24.5kgのオオニベと鴛鴦夫婦)
オオニベに魅了され宮崎県に移住し、はや3年、遂に夢が叶った瞬間です。
(厄病神に憑かれた俺もドサクサに紛れてV)
全てが片付き静粛を取り戻した時、またも北側でヒット!
先輩の吉田君に連れられて初参加した佐々木君でした。
(体長134cm 重量20.4kg)
聞くところによると、今日が初めてオオニベ釣りとの事、
今日の為にタックルを揃えて挑んだそうです。正にビキナーズラックですね!
その後は誰も反応が無く16:00頃、全員終了。
山脇夫妻とは今日が最後の釣行日となりました。
沢山の思い出とお土産、ありがとうございました。
“俺のロマンを求めて”も、残すところあと3日。
今日の事もあり明日は期待大、だが、天気予報は下り坂、何とか持ち直して欲しいと願うばかり。
※ 振り返ってみれば
最初の土曜(11/30)と日曜(12/1)にオオニベが釣れ、
月曜~木曜まで全くグチとオオニベの気配が無くなり、金曜日から徐々にグチの反応が出て来た。
2週目の土曜(12/7)と日曜(12/8)にまたオオニベが釣れ、月曜~金曜までまたも沈黙。
3週目の土曜(12/14)と日曜(12/15)もオオニベが釣れ、3週連続この繰り返しで今日に至る。
明日から魔のweekday!
NO13につづく
1月17日 (金) 大潮 晴れ 波予報2m 水色クリアー
日の出 06:45 日の入16:48
水 温 14.8℃ 外気温 3℃
干 潮 11:13 / 23:36
満 潮 05:52 / 16:46
宮崎遠征の疲れか年末頃から体調を崩したが、ヤット釣行できるまでに回復したので、
初釣りに行ってきました。
この季節は朝マヅメより日中狙いがメーンで03:30起床、06:20到着、
駐車場に同業者の車は3台しか止まっていない、状況は良くないようだ。
(俺にとっては初日の出)
ノンビリ準備を済ませ1.5kmほど歩道を南下し、ポイントに入る。
波予報より波は高く、波足も長く釣り辛い。
今日のポイントは、この季節ヒットすれば座布団サイズかノーバイトか二者択一のポイントで、
昨年も座布団サイズを掛けましたが、目の前でバラシテしまつたポイントです。
ポイント状況は申し分ないのですが、全くベイト気が無い。
持ち合わせていないワーム以外のルアーは全て試したが、
生命感を感じることも無く時間だけが経過する。
やむなく北上しながらキャストを繰り返すが、相変わらず感じるものもなく、
結局11:00まで叩いたがノーバイトで終わり、
車で数ヶ所のサーフを見て回ると遠目だが良さそうなポイント発見。
昼食はいつもの蕎麦屋さんへ行き、食事をしながら御主人に最近の情報を聞く。
御主人「ドジョウ師が4キロ位のヒラメを釣ったと聞きましたが、他は釣れても手のひらサイズのソゲですね」やはり厳しいようだ。
食事を済ませ、気になるポイントに急ぐ。
サーフに下りキャストするが、相変わらずベイト気が無い。
キャストを止めて海を見ながら移動していると、久し振りに感じるポイントに遭遇。
10投ほどキャストをした時、テップが入りハンドルを廻す手が止まる。
根の点在するポイントなので、根掛を警戒して全ての動きを止めた瞬間、
両手に生命感が!直ちに追い合わせを数回入れハンドルを回す。
(南房のヒラメと2ヶ月ぶりの御対面)
サーフには誰も居なかったので、雄叫びとガッツポーズを繰り返す。
データー:13:10ゲット、体長62cm、水温14.8℃、ジャクソン アスリート14SS ゴールドレインボー
近くに駐車していたので車に戻り、ヒラメをクーラーボックスに入れ、
仕事が終わったら来たいと言っていた蕎麦屋さんに電話する。
間も無く棟梁が現れ「釣れたそうだねぇ蕎麦屋さんから情報が入ったよ」
今年初めてお会いしたので新年の挨拶をすると、ポケットから何かを出された。
棟梁「今年作ったノブだが良かったらどうぞ」と、ハンドルノブを差し出された。
ほのかに香り漂うビャクセン(香木)のハンドルノブでした。
俺「早速、次回使用させて頂きます」と、お礼を。
その後、俺にはバイトは無かったが、棟梁が手のひらサイズのソゲを釣り、16:00終了。
駐車した近くで咲いていました。
タックルデータ
ロッド :ダイワ モアザンAGS10’9” MML
リール :ダイワ イグジストハイパーカスタム3012
ノ ブ :屋久杉
ライン :よつあみ ガリスウルトラジグマンWX8 PE 1号
リーダー:VARIVAS ショックリーダー 22Lb
ルアー :ジャクソン アスリート14SS SGR
12月12日
昨日のサーフの状況では南岸は無理なので北岸へ。
だが、今日も工事車両が波打ち際で作業し、流れ出した土砂がポイント方向に流れて来て目の前はカフェオレ状態。
3時間ほど叩いたが全くグチの反応が無いので移動。
数ヶ所のエリアをさ迷ってみたが、感じるものも無く13:00撤収してホテルに帰る。
釣具のメンテナンスの傍ら、コインランドリーで洗濯。
愚痴・・・
例年に無くトラブル&ミスの多さに加え、丁と思えば半になり、
半と思えば丁になる、やることなすこと全てが裏目に出てしまう日々。
数日前からベッドに入ってもなかなか寝付けず、
眠りも浅く夜中に何度も目が覚め、昨夜は特に酷かった。
思うに、今回の遠征は釣果とは関係なく、
思いどおりに事が運ばない為かヤタラとストレスが溜まり、
そのストレスがMAXに達して眠れなくなったようだ。
過去の遠征時には無かった事です、68歳という年齢のせいでしょうか…
12月13日
今日は、名人並びに師匠親子と南岸で待ち合わせ。
師匠達より1時間ほど早く到着し、ミノーを投げまくったがノーバイト。
海の状況は良いのですが、ベイトっ気が無く、
最近釣れていないのかアングラーは居ない。
名人と師匠達も到着し、12:00頃まで5人で攻めたがノーバイト。
師匠「此のまま居ても無理かと思うので移動しませんか」と、
言う提案に全員賛成し北岸へ移動。
北岸に着くと昨日とは潮流が逆方向で水色は良い、此れならヤレルと全員安堵。
1時間ほど経過した頃ヒット!
師匠「オオニベですか?」
俺「ヒラメだと思います」
と、言いつつ合わせを入れずひたすら外れるのを待ったが、
外れないのでやむなく回収。
(笑顔ですが心境は複雑)
南房でこのサイズのヒラメをゲットしたらガッツポーズが出るのですが、
今回は招かざる客でしたので微かにイラついた。
俺「先日頂いたヒラメのお返しです」と、師匠に差し出す。
師匠「ホテルのスタッフにあげて下さい、来年のキャンセル待ちも優先的に廻して貰えると思いますから」
※ キャンセル待ちとは
毎年、11月の最終日曜日に航空自衛隊の航空ショーが有り、ショーが終わると全室予約を入れられてしまい、この界隈全てのホテルで予約が取れなくなります。
だが、ドタキャンも有り、昨年のヒラメが効いたのか、今年はドタキャンを優先的に廻して貰いました。
その後、16:00まで叩いたが、全員ノーバイトで終了。
12月14日(未来の横綱)
今日は北岸の駐車場で、名人親子と山脇夫妻たちと待ち合わせ。
海の状況は良いのですが、ベイト気は無く時間だけが経過した12時頃。
名人「このポイントは諦め南岸に行きましょう」
全員賛成し、昨日とは逆に南岸へ移動。
※ 初めて会う名人の御長男(滉大君)の事を少々。
滉大君は、中学3年生で宮崎県の学年横綱だそうです。
12月8日、九州大会で3位入賞しましたが、親子とも相当不満そうでした。
高校卒業後は角界を目指すとの事、名人自慢の息子さんです。
九重親方がテレビで「素直な子は伸びる」と、言っていました。
滉大君は実に素直な子なので大成すると思います。釣りキチ親父も応援していますよ!
今から角界のトップを目指している滉大君
↓
(23.5kgを軽々と持つ勇姿)
南岸に移動し、2時間ほど経過した頃からベイトの反応が出てきた。
此れに合わせたように、4年連続で会うアングラー(服部君)が現れる。
毎年、福岡県から2泊3日で遠征し、昨年最後に会った時「来春、転勤になると思います」と、言い残して分かれましたが、彼の言葉どおり今年は広島ナンバーの車で来ていました。
服部君は今年でオオニベ遠征5年目になりますが、未だ実物のオオニベを見ていないとの事。
過去4年間、彼が狙ったエリアでオオニベをゲットしたアングラーは居なかったと言う事は、ポイントを外していたようすね。
服部君にポイント状況を説明すると、ニモさん達の方に向って行った。
名人と俺は、ニモさん達から200mほど離れた北側のポイントで叩いていると、
グチのバイトが始まり途切れない「来るかも知れない」と身構えながら南方向を見ると、
服部君がファイとしているではないか。
迷った、此のまま此処でキャストし続けるか、
それとも応援に駆けつけるか、本当に迷いました。
結果、名人と応援に駆け付け、彼の携帯でブツ持ち写真を撮り終えてポイントに戻ったが、
グチの反応は消えていた。又も己の技量と運の無さに嘆く。
(服部君の釣ったオオニベ 120cm強 18kg強)
その後は誰にもヒットせず16:00頃終了。
帰り道、山脇夫妻と「明日こそは」と励ましあう。
明日、ニモさんにドラマが…
NO12につづく
06:30、名人と北岸で待ち合わせ!
早めに到着し待機していると名人も到着。
名人から7日の状況を聞きながらポイントへ
名人の話では、1投目からベイトの反応があり、終了するまで続いたそうです。
だが、今日は1時間ほど経過してもベイトの気配は感じられない。
そんな中キャストを続けているとベイトの気配が、早速、名人にヒット!
駆け寄るとシーバスでした。
間も無く俺にもヒット!ヘッドシェークするが外れない、
暫く外れるのを待ってみたが外れないのでシーバスを回収。
この釣方はオオニベのバイトを感じるまで合わせず、
ひたすらハンドルを回しフックから外れない魚のみ回収。
ひたすらオオニベのバイトを待つ身としては、このシーバスは迷惑魚になります。
その後は、2人共ノーバイトで15:00終了。
12月10日
師匠と北岸で待ち合わせの予定だったが、工事で北岸の状況が悪くなり南岸で待ち合わせ。
師匠親子と合流、南岸のポイントに着いてビックリ!!!
昨日まで手前のテトラは頭だけしか出ていなかったのに、砂が削り取られ一夜で激変。
カフェオレ状態の海を見て全員愕然!!
(奥の砂の高さまでテトラは埋っていました)
こんな状況下では難しいと思いながらも実釣開始。
結果、藤也君が60cm前後のヒラメを1匹ゲット、他はノーフィッシュ。
師匠「藤也、そのヒラメ小黒さんにあげたらどう」
辞退したが、藤也君に「どうぞ」と言われ、有難く頂きホテルのスタッフにお土産。
サーフフィッシングを始めて、初めて他のアングラーからヒラメを頂きました。
ホテルに帰ると名人から電話、「明日南岸でどうですか?」
名人のお気遣いに感謝し就寝。
12月11日
04:30、起床したが気分が優れず、06:00名人に事情を話し2度寝。
3時間ほどで目が覚め思案した結果、南岸へ直行。
名人に挨拶し状況を尋ねる「駄目ですね」と言う返事。
昨日のサーフとは一変し、今度はテトラが半分ほど埋っていた。
海の状況は良くないし、東京を発って17日目一日も休まず今日に至り、
疲労が蓄積したのか疲れを感じキャストは余りせず、名人の釣りを見て時を過ごす。
13:00名人も終了したので宮崎市内の釣具店へ。
NO11につづく