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12月6日(日) 小潮 晴 北西風 波予報 1m
水温:23.6℃
干潮:03:51 16:45
満潮:10:50 22:06
友人宅に泊めて頂き、静かだったお蔭で08:00起床まで熟睡できました。
ホテルだと夜中に帰ってきた客が、廊下で大声で会話をする事もあり、その声で目が覚めた後は寝付けず、朝を迎える事も多々ある。
朝食時、友人との会話「昨日・今日・明日中に、今回最初の山場が来るはず」と、俺の考えを話す。
友人「そんな大事な日に呼んで申し訳ありません」
友人「それを確認する意味も兼ね、今日は見学に行きます」
朝食を頂きながら、そんな会話をしているところに三好さんからメール
三好さん「小丸川両岸ポイントを叩いたが思わしくなかったので、これから伊勢化学下(石崎川北岸)に行きます」
俺「今、友人宅に居ますが、僕は気になる石崎浜スロープ付近を叩くつもりです」と返信!
10:30友人宅を後にし、釣り準備の為ホテルに戻ると、昨日到着したヒデ林(以後ヒデさん)さんの車がまだ止まっている。
11:30頃、目的の駐車場に到着すると、三好さんの車が有り、それ以外の車は2台しか駐車していない。
今日は、一番信頼しているルアー(鉄PANvib)をチョイスし、一日投げ倒すつもりです。
サーフに下りキャストするが反応は無い。
30分ほど経過した時に友人が現れ、それに合わすように南側から三好さんが何かをぶら下げて来た。
(約40cm)
三好さんのブツ持ち写真を撮り終え歓談していると、ヒデさんも到着!
三好さんと友人が見ている目の前でキャスト開始。
三好さん「そこでグチの当たりがありました」
俺、うなずきながら1投目をキャスト&リトリーブするが、反応は無い、2投目も反応は無い!
3投目キャストし、ストップ&ゴーを繰り返し、リトリーブしていると「アレッ何かが当たったような?」と思った1.2秒後、ロッドが突然バット付近まで曲がると同時にドラグが鳴り出す。
12:35ヒット!追い合わせを入れると、更にドラグがけたたましく悲鳴を上げる。
オオニベにしては動きが変だが、オオニベを前提に考えると右側のテトラが邪魔、“奴”が沖に向かって爆走している間にロッドを高く持ち上げ、テトラの間を縫うように横切り右側の砂場に移動、これでファイティングポジションを確保。
今季の宮崎遠征で初の魚の引きに、魚種はともかく記念に動画を撮って置こうと思い、友人にシマノのスポーツカメラを渡して撮影を依頼する。
この時点で、ヒデさんと三好さんに合図を送るが、お二人とも“まさか”と、言う顔!
ヒット時、偶然スロープを降りて来た同業者も加わり、ニヤニヤしながら三人が近づいて来る!
撮影を依頼した友人はスニーカーだった為、波が来るたび逃げ惑う姿を見て、
ヒデさん「変わりましょうか?」と言い、友人と撮影をバトンタッチすると同時に、ご自分のカメラでも撮影!
(ヒデさん提供)
4人共「エイですか?」
俺「引きが違うような気がします」
更に友人「エイですよ!」と、決めてかかる。
(ヒデさん提供)
俺はかなり真剣モードに入っているが、周りは「エイだ!」「サメだ」終いには「ウミガメだ」と、散々な言われ様!
60年ほど前、白黒テレビで見たスーパーマン番組で、誰かが空に向かって指を指し「鳥だ」「飛行機だ」「いやスーパンマンだ~」というフレーズを思い出し、
今まさに俺の方に向いて「エイだ」「サメだ」「ウミガメだ~」と、茶化されたが「オオニベだ~」と言う人は一人も居ない!
4人から茶化されている間もドラグは鳴りラインは出て行く、既に200m程は出ていると思う。
この間、オオニベ独特の叩きに似た衝撃が3度有り、2度目の時は撮影していたヒデさんも気付いたようだ。
(ヒデさん提供)
ヒデさん「スプールのエッジが立っていますが、ラインは残っていますか?」と心配して近寄る。
俺「未だ、60mほど残っていると思います」
と言うやり取りをしている最中にスプールが動かなくなり、ドラグを緩めたが回転しない、一瞬“奴”と綱引き状態!(汗)
よく見ると、ラインローラーの隙間にラインが挟まっているではないか、直ちに取り外し難を逃れる事が出来た。
この頃になり漸く“奴”も疲れて来たのか走りが止る。
ポンピングしながら寄せては走るを繰り返し、目測で10mほどの所でポンピングを止め、“奴”がとことんバテルまで待つ事にした。
4人と馬鹿を言い合いながら待っていると、暴れていた“奴”も遂にバテタのか、一方的にブレークまで寄って来た。
俺的には水中に浮いている感触だが、見た目はブレークに張り付いたように浮いて来ない、この様子を見ていた全員(俺以外)「やっぱりエイだ!」と大合唱!その時、忽然とオオニベが姿を現す!
全員「おぉぉ~オオニベだ~」
その時の響動めきと雄叫びは今でも忘れられず、おそらく死ぬまで忘れる事はないでしょう。
13:10“奴”の身柄を確保!
ヒデさん「化けましたねぇ~」
友人「最後までエイだと言て済みませんでした。言ってたとおり今日山が有りましたね!」
(ヒデさん提供)
今季初めて会う同業者が、御自分の為に持ってきたブルーシートを広げて待っている。
聞くと、岐阜県から遠征して来た柿崎君で、ヒデさんとは四万十川で会っているとの事。
(ヒデさん提供)
Length:101cm
レングス:俺のオオニベ定義では、以前も書いかたと思いますが、50cm迄を【小ニベ】、50cm以上1m以下を【中ニベ】、1m以上を【オオニベ】と分類しています。
恐らく皆さんは「高が1センチ」と、言われるでしょうが、
俺的には「然れど1センチ」で、オオニベと呼べます。
(ヒデさん提供)
Weight:9.015kg
ウエイト:俺のオオニベ定義では、10kg以上をオオニベと呼んでいます。
そんな訳で、このウエイトではオオニベとは呼べません。
そして、今回の【俺のロマンを求めて!】では“20kgオーバー”と、ウエイトに重点を置いた以上、残念ですが中ニベと呼ぶしかありません。
とは言うものの、やはり嬉しいですね!
※オオニベ定義とは:飽く迄も俺の定義であって、他のアングラーさんには関係有りません。
自己記録は更新出来ないので「ブツ持ち写真後にリリースしたい」とヒデさんに伝えると、
ヒデさん「それでしたら蘇生しましょう」と言い、海に入り暫く蘇生作業を行い、直ちに撮影を済ませリリース。
ヒデさんのお陰でリリースは成功し、ホッとしました!
(ヒデさん提供)
ヒデさんに撮影をして頂き、三好さんにはフォローに回って頂き、柿崎君にはブルーシートを用意して頂き、友人は野次を入れて緊張を解してくれ、最高のメンバーに恵まれました。
光ちゃん、三好さん、ヒデさん、柿崎君、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
今日最も嬉しかった事は、一週間ほど前から絞り込んでいたポイントで、遠征計画を立てた時からこの日だと読んでいた日に、ゲットできた事ですね!心底嬉しいです。
ヒデさんに撮影して頂いた動画、バッチリ撮れていましたので、ジャクソン社を通じてYouTubeに載ると思います。
但し、だいぶ先になると思いますが…
タックルデーター
ロ ッ ド : ダイワ ブランジーノAGS 99MH
リール : ブランジーノ 3000番
リーダー : フロロカーボン10号
ル ア ー : ジャクソン鉄PANvib26g
カ ラ ー : コンスタンギーゴ
ラ イ ン : PE1.5号
ノ ブ : 黒柿
【俺のロマンを求めて!】旅日記 パート8につづく
水温:23.6℃
干潮:03:51 16:45
満潮:10:50 22:06
友人宅に泊めて頂き、静かだったお蔭で08:00起床まで熟睡できました。
ホテルだと夜中に帰ってきた客が、廊下で大声で会話をする事もあり、その声で目が覚めた後は寝付けず、朝を迎える事も多々ある。
朝食時、友人との会話「昨日・今日・明日中に、今回最初の山場が来るはず」と、俺の考えを話す。
友人「そんな大事な日に呼んで申し訳ありません」
友人「それを確認する意味も兼ね、今日は見学に行きます」
朝食を頂きながら、そんな会話をしているところに三好さんからメール
三好さん「小丸川両岸ポイントを叩いたが思わしくなかったので、これから伊勢化学下(石崎川北岸)に行きます」
俺「今、友人宅に居ますが、僕は気になる石崎浜スロープ付近を叩くつもりです」と返信!
10:30友人宅を後にし、釣り準備の為ホテルに戻ると、昨日到着したヒデ林(以後ヒデさん)さんの車がまだ止まっている。
11:30頃、目的の駐車場に到着すると、三好さんの車が有り、それ以外の車は2台しか駐車していない。
今日は、一番信頼しているルアー(鉄PANvib)をチョイスし、一日投げ倒すつもりです。
サーフに下りキャストするが反応は無い。
30分ほど経過した時に友人が現れ、それに合わすように南側から三好さんが何かをぶら下げて来た。
(約40cm)
三好さんのブツ持ち写真を撮り終え歓談していると、ヒデさんも到着!
三好さんと友人が見ている目の前でキャスト開始。
三好さん「そこでグチの当たりがありました」
俺、うなずきながら1投目をキャスト&リトリーブするが、反応は無い、2投目も反応は無い!
3投目キャストし、ストップ&ゴーを繰り返し、リトリーブしていると「アレッ何かが当たったような?」と思った1.2秒後、ロッドが突然バット付近まで曲がると同時にドラグが鳴り出す。
12:35ヒット!追い合わせを入れると、更にドラグがけたたましく悲鳴を上げる。
オオニベにしては動きが変だが、オオニベを前提に考えると右側のテトラが邪魔、“奴”が沖に向かって爆走している間にロッドを高く持ち上げ、テトラの間を縫うように横切り右側の砂場に移動、これでファイティングポジションを確保。
今季の宮崎遠征で初の魚の引きに、魚種はともかく記念に動画を撮って置こうと思い、友人にシマノのスポーツカメラを渡して撮影を依頼する。
この時点で、ヒデさんと三好さんに合図を送るが、お二人とも“まさか”と、言う顔!
ヒット時、偶然スロープを降りて来た同業者も加わり、ニヤニヤしながら三人が近づいて来る!
撮影を依頼した友人はスニーカーだった為、波が来るたび逃げ惑う姿を見て、
ヒデさん「変わりましょうか?」と言い、友人と撮影をバトンタッチすると同時に、ご自分のカメラでも撮影!
(ヒデさん提供)
4人共「エイですか?」
俺「引きが違うような気がします」
更に友人「エイですよ!」と、決めてかかる。
(ヒデさん提供)
俺はかなり真剣モードに入っているが、周りは「エイだ!」「サメだ」終いには「ウミガメだ」と、散々な言われ様!
60年ほど前、白黒テレビで見たスーパーマン番組で、誰かが空に向かって指を指し「鳥だ」「飛行機だ」「いやスーパンマンだ~」というフレーズを思い出し、
今まさに俺の方に向いて「エイだ」「サメだ」「ウミガメだ~」と、茶化されたが「オオニベだ~」と言う人は一人も居ない!
4人から茶化されている間もドラグは鳴りラインは出て行く、既に200m程は出ていると思う。
この間、オオニベ独特の叩きに似た衝撃が3度有り、2度目の時は撮影していたヒデさんも気付いたようだ。
(ヒデさん提供)
ヒデさん「スプールのエッジが立っていますが、ラインは残っていますか?」と心配して近寄る。
俺「未だ、60mほど残っていると思います」
と言うやり取りをしている最中にスプールが動かなくなり、ドラグを緩めたが回転しない、一瞬“奴”と綱引き状態!(汗)
よく見ると、ラインローラーの隙間にラインが挟まっているではないか、直ちに取り外し難を逃れる事が出来た。
この頃になり漸く“奴”も疲れて来たのか走りが止る。
ポンピングしながら寄せては走るを繰り返し、目測で10mほどの所でポンピングを止め、“奴”がとことんバテルまで待つ事にした。
4人と馬鹿を言い合いながら待っていると、暴れていた“奴”も遂にバテタのか、一方的にブレークまで寄って来た。
俺的には水中に浮いている感触だが、見た目はブレークに張り付いたように浮いて来ない、この様子を見ていた全員(俺以外)「やっぱりエイだ!」と大合唱!その時、忽然とオオニベが姿を現す!
全員「おぉぉ~オオニベだ~」
その時の響動めきと雄叫びは今でも忘れられず、おそらく死ぬまで忘れる事はないでしょう。
13:10“奴”の身柄を確保!
ヒデさん「化けましたねぇ~」
友人「最後までエイだと言て済みませんでした。言ってたとおり今日山が有りましたね!」
(ヒデさん提供)
今季初めて会う同業者が、御自分の為に持ってきたブルーシートを広げて待っている。
聞くと、岐阜県から遠征して来た柿崎君で、ヒデさんとは四万十川で会っているとの事。
(ヒデさん提供)
Length:101cm
レングス:俺のオオニベ定義では、以前も書いかたと思いますが、50cm迄を【小ニベ】、50cm以上1m以下を【中ニベ】、1m以上を【オオニベ】と分類しています。
恐らく皆さんは「高が1センチ」と、言われるでしょうが、
俺的には「然れど1センチ」で、オオニベと呼べます。
(ヒデさん提供)
Weight:9.015kg
ウエイト:俺のオオニベ定義では、10kg以上をオオニベと呼んでいます。
そんな訳で、このウエイトではオオニベとは呼べません。
そして、今回の【俺のロマンを求めて!】では“20kgオーバー”と、ウエイトに重点を置いた以上、残念ですが中ニベと呼ぶしかありません。
とは言うものの、やはり嬉しいですね!
※オオニベ定義とは:飽く迄も俺の定義であって、他のアングラーさんには関係有りません。
自己記録は更新出来ないので「ブツ持ち写真後にリリースしたい」とヒデさんに伝えると、
ヒデさん「それでしたら蘇生しましょう」と言い、海に入り暫く蘇生作業を行い、直ちに撮影を済ませリリース。
ヒデさんのお陰でリリースは成功し、ホッとしました!
(ヒデさん提供)
ヒデさんに撮影をして頂き、三好さんにはフォローに回って頂き、柿崎君にはブルーシートを用意して頂き、友人は野次を入れて緊張を解してくれ、最高のメンバーに恵まれました。
光ちゃん、三好さん、ヒデさん、柿崎君、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
今日最も嬉しかった事は、一週間ほど前から絞り込んでいたポイントで、遠征計画を立てた時からこの日だと読んでいた日に、ゲットできた事ですね!心底嬉しいです。
ヒデさんに撮影して頂いた動画、バッチリ撮れていましたので、ジャクソン社を通じてYouTubeに載ると思います。
但し、だいぶ先になると思いますが…
タックルデーター
ロ ッ ド : ダイワ ブランジーノAGS 99MH
リール : ブランジーノ 3000番
リーダー : フロロカーボン10号
ル ア ー : ジャクソン鉄PANvib26g
カ ラ ー : コンスタンギーゴ
ラ イ ン : PE1.5号
ノ ブ : 黒柿
【俺のロマンを求めて!】旅日記 パート8につづく
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