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9月14日
一ヵ月半ぶりに出撃!
3時に目覚ましをセットしたが、2時10分に目覚めてしまい出撃準備を始める。
05:10目的の駐車場に到着したが、車は一台も止まっていない。



ヒョットしたらと思っていたが、まさか現実になるとは…



横に流れている川は泥濁りで増水、準備を済ませ日の出時刻にサーフに下りるが、当然同業者は居ない。

海の様子:台風の影響が未だ残っていてウネリは2m程、浮遊物が多く水色は最悪、海水温は高く足湯に浸かっているような感じでした。
少しでも水色の良さそうなポイントを探しランガン。



幾分水色の良いエリアを発見したが、カジメ等のゴミが浮遊しているので、シングルフックに替えキャストを続けていると、ブレーク付近で微かに生命反応を感じたが、付近にカジメが浮いていたので、マサカと思い合わせを入れずハンドルを回す。

重さを感じながらハンドルを回しブレークを乗り越えた所で、確かな生命反応!波足の長い白波の中を生命観を感じながら慎重にハンドルを回していると、突然軽くなりG-controlゴールドクラウンだけが戻ってきた。


(同業者が数人現れる)

引きの感じはヒラメのようだったが、バラシタとは言え、一ヵ月半ぶりの生命観を感じ急にやる気が出てきた。
期待を膨らませ付近一帯を叩いたが、その後は全く反応が無いので諦めランガン開始。
北西の風を背中に受けながら、ルアーをG-controlヒラメのエサに、フックもトレブルフックに替え70m程キャスト20m程巻いた時、何かが反応したように感じたので合わせを入れると、ドラグが鳴り動かない、「根掛りか」と思いロッドを前方に倒すとドラグはそのまま鳴り続ける。
ヒットを確信し、先ほどの事もあり大きく合わせるとドラグが悲鳴を上げラインは出て行く。

付近一帯は根が有るので、ロッドを立てドラグを徐々に締め走りを止めようと試みたが止まらない。
頭の中では消去法が始まる。
過去に8Kg程のエイを掛けたが走りが違う。

以前1m以上のサメを掛けたがやはり違う。
オオニベの走りとは違う、等々を考えている間にも“奴”は沖に向かって走り続けている。
ハンドルを回してもPEラインに縒りを入れるだけで、“奴”は止まらず、右腕が疲れてきたので、暇な左腕でロッドを支える。
「いっそうフリーにしようか」とも思ったが、根が多いので躊躇。

過去に経験した事の無い走りにPEの残量が気になり、更にドラグを締めるが止まらず、時々根ズレしているような感触が伝わってくる。
約200m程巻いていたPEも残り僅か、ダメ元でドラグをマックスまで締め耐える事数分、根ズレを心配しロッドを高く掲げたが、ラインの角度がボトムに…
頭は一度も俺の方に向かずに走り続け、根ズレらしい反応を数回感じた時、弧を描いていたロッドが直線に…

ラインを巻き取って見ると、ラインブレークはPEでは無く、リーダーがガサガサにささくれだち50cmほど短くなっていました。
俺の勝手な推測だが、“奴”はブルーかレッドでスレ掛りだったのではないか?
勝負に負けたが悔しさは無く、ただ気になる事は“奴”の正体はなんだったんだろう…



その後は北西の風が強まり、引き潮と共に横潮が異常に早くなり、苦戦しながらキャストを繰り返したが、ノーバイトで10時に終了。
片付けを終え漁港に行き、あるルアーのテストに一時間ほど費やした後、何時もの蕎麦屋さんへ行くと棟梁が居た。

情報交換を始めると蕎麦屋の御主人も加わり釣り談義に花が咲く、御主人に今朝の出来事を話すと「最近の定置網には青物は入っていない」との事、残るはレッドかイルカか(笑)



昼食を済ませ別のサーフに移動したが、北東の強風と速い横潮に悩まされ15:00ノーバイトで終了。
今日会った同業者並びに地元の釣り師にお聞きした限りでは、何方も釣れていなかった様です。


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