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前回の続き
昼食は、車を飛ばしていつもの蕎麦屋さんで。
店に入るなり
ご主人「釣れないでしょう」
俺が釣れた事を話すと驚いた様子のご主人。
ご主人「よく釣りましたね、ソゲが時々上がっているようですが、最近はヒラメの話は聞かないですよ」
蕎麦を食べながら、午後からの計画を話し合う。
俺「竹ちゃんもいろんな海岸で釣りをして来た事だし、行きたい所が有ったらそこに行こうと思うがどう?」
彼「午後からも同じ場所でやりたいですね」
俺「竹ちゃんが良ければ、干潮時はファーストブレークまで立ち込めるエリアでやり、メィーンは朝のエリアを考えているので潮が満ちて来る4時頃には朝のエリアに戻って日没までやろう」
彼「OKです」
2時までフリータイム、俺は昼寝、彼はサーフで釣り。
2時過ぎから、潮が引いたサーフでキャスト開始。
4時近くまでキャストを繰り返したが二人ともノンバイト、予定通り朝のエリアに戻る。
エリアに戻ると、ドジョウ師が1人いたが根掛かりで苦戦中。
エリアに入って10分ほど経過した頃、バイト、フックUPを入れてハンドルを回すと、
ヘッドシェーキングのような強烈な引き「シーバスかな」と呟きながら
ハンドルを回しているとシーバスでは無さそう、
何だろうと思いながら寄せて来たら波打ち際で尾鰭が見え、
想定外のマゴチに思わず「竹ちゃんマゴチだ」と大声で叫んだら気付き駆け寄って来た、
彼はマゴチを見るなり感嘆の声を上げる。
16:10、61cmのマゴチをゲット
写真を撮り、活き〆&血抜き処理を施し終わると2人とも戦闘モードに入る。
キャスト再開、2投目で強烈なバイト!
フックUPを入れるとドラグが鳴りフッキングに不安を感じながらハンドルを回していると、
根に入られて動かなくなった。
“過去にもこの様な事が有り、その時は、強引にロッドをあおり引き出そうとしたらPEラインが根ヅレで切れバラシテしまった”
前回の教訓を活かし、強引なやり方は避け、
テンション掛けたまま少しロッドを倒し止めて待ち、
動かないので更に少し倒し止めて待っていると動き出した。
一気呵成に引き寄せようと、ロッドをあおり10m位寄せた所で、又、根に入られてしまった。
マゴチのときは大丈夫だったドラグが鳴るので締め直し、
最初と同じ方法を試したが今度はなかなか動かない、
ヒラメが根に化けたかなと思いながらも諦めずロッドを立てたまま僅かにテンションを緩め、
今度は自分が少しずつ間合いを詰めて行くと
再び動き出す「動いた!!」と思わず叫び強引に寄せて来たが、
寄せ波に乗せたつもりがヒラメとの距離を見誤り、
波打ち際で暴れているヒラメを引き上げる事が出来ず、
次の波を待っていたが引き波に誘拐されてしまった。
根に入られた原因はドラグの甘さに有ったようだ、目測で60cm前後だと思うが、
2回も根に入られながらも引き摺り出した事が嬉しくて、バラシタ悔しさは無かった。
その間、側で見ていた彼の興奮度は沸騰点に達していた。
リーダーを確認すると根ズレでザラザラ、スプールを取り替えようかと思ったが
気持が急きそのままキャストすると、
又も強烈なバイト「竹ちゃんヒット!!!」この時点で俺の脳はアドレナリンで溢れていた。
先刻から見ていた彼も驚きと呆れた顔で
「又ですかお祭りですね」と言って、キャストもせずに俺のファイトを見ている。
慎重に慎重にと高鳴る気持を抑えるように自分に言い聞かせハンドルを回す、
ヒラメとの距離を見極めて今度は寄せ波に上手く乗せることが出来た。
16:20、62cmのヒラメをゲットした時には思わず雄叫びを上げてしまった。
彼「前回はヒラメ2匹で、今日はヒラメ2匹とマゴチですか」
俺「竹ちゃんとは相性がいいみたいだね」
彼「前回も今回も言った事が、全て的中しましたね」
俺「マグレ、マグレ」と言いつつも心は十二分に満たされていた。
約10分一寸でスリーヒット、正にミラクルと言えるのではないでしょう。
その後、数投キャストしたが、俺的には楽しい釣りも出来、
彼と俺の土産も出来たので、後は彼に任せ16:30終了する事にした。
彼に「俺のことは気にせず、心行くまで釣り続けて」と言い残し
駐車場で後片付けをしていると、30分経過した頃彼が戻って来た。
早過ぎるので訊ねたら「残念ですが仕事の電話が入ったので帰ります」と悔しそう。
釣れなかった彼を慰めると
「今日は良い勉強させて頂きました、それと土産まで頂」と礼を言われ、
更に「釣れない日が続けば続くほど、釣れた時の喜びが大きいと思うので、これからも釣りは続けます」と言い残し帰宅。
早く釣れる日が来ると良いね!
挫けずに頑張る竹ちゃんアンタは偉い!!!
追伸
≪ちょっと自慢な写真集(笑)≫
タックルデーター
ロッド : ダイワ ブランジーノ 107LML
リール : ダイワモアザン ブランジーノ 3000
ライン : バークレー ファイヤーライン・トレーサーブレンド 1.2号 20Lb
リーダー: VARIVAS ショックリーダー 25Lb
ルアー : ジャクソン アスリート SS14 ギビナゴ&ウルメイワシ