[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
11月30日(運命の出会い)
準備を済ませ06:20サーフに下りる。
入りたいと思っていたポイントには既に3人の人影。
ルアーをセットし、ドラグ調整、ドラグを締めながらラインを徐々に引き調整していると、
突然、滑るようにラインが出る。
ドラグを更に締めるが変わらない、MAXまで締めたが相変わらずラインは出る、
やむなくスプールを取替えセットし直す。
スプールに結んだPEが解けていた事が原因でした。
「何をやっているんだ俺は、こんな事が続くようでは今年は駄目だな」と、
釣行開始3日目で直感!
トラブルに焦りと苛立ちは積もるばかり、以前はこんなトラブルを起こす俺では無いと自負していたのに、注意力が散漫になっている俺!しみじみと歳を感じる出来事でした。
短期間で3度も単純なトラブルを起こすようでは、
今年が最後の遠征になるのかなと考え始める。
実釣開始間も無くサゴシがヒット!
明るくなり3人の人影もハッキリ見え、目を凝らすと、
毎年お会いする小学校の先生と山脇夫妻でした。
(昇さんとニモさん)
1年ぶりの再会を喜び合い、近況と釣り情報交換。
暫くして先生は帰宅、残った3人で11:00まで叩いたがノーバイト、
昼食に行くため午前の部終了。
(昨年の12月12日撮影)
俺が思うに“オオニベの餌(ベイト)であろうグチ”が釣れていない事に不安を感じる。
昨年までのポイントは捨て、午後からは単独でサーフを偵察移動。
1kmほど歩いた所で俺好みのポイント発見、既に先行者が2人。
邪魔にならないポイントでキャスト再開すると、先行者の1人が手招きをする。
近寄ると「今日で何日目ですか?」と尋ねられ驚きました。
答えながら改めて顔を見ると、会話はした事は無いが、
過去に何度かお会いしたアングラーでした。
彼「実は今朝見掛けた時、そこじゃなく向こうですよと声を掛けようかと思ったのですが、他に3人居たので声を掛けませんでした」と言われビックリ!
11時頃、このポイントで過去最大のオオニベを掛けたが、フックアウトでバラしたとの事。
「あそこにキャストしてみてください」と言われた方向にキャストすると、
今年は未だ一度も感じなかったグチの感触。
「何なんだ!まるで見えているようだ」と思ったが、
彼は見えていて正確にグチの群れにキャストをし、
グチの感触を感じながらオオニベを追っている。
彼に質問すると、今まで自分がやってきたことや、
他のアングラーから聞いていた事、媒体から得た情報等を覆す答えに“目から鱗”でした。
彼の言葉
1.オオニベの餌はグチ。(俺も一昨年辺りからそう思うようになった)
2.ポイント選択は一致するが(俺には確信がなかった)
3.夜釣り、朝マヅメ、夕マヅメ、曇り空、潮周り等は全て無視。
4.実釣8時~16時、晴天無風でベタ凪を好んで釣行、おやつ持参で待機時間をタップリ取る。
5.独特の釣方(詳細は控えます)
6.グチの探し方(詳細は控えます)
話しが少々飛びますが、今までいろんな釣りをしてきましたが、
師匠と呼びたくなるような人には出会えなかったし、師を求める気も無かった。
だが、今回、初めて師匠と呼びたくなるアングラーにお会いしました。
その人の名は、井戸川さんです。俺より25歳若い。
いろいろ御教授頂いていると、14:00頃、一人のアングラー(押川さん)が現れる。
井戸川さんに紹介されましたが、以前お会いしたことがありお互い記憶がありました。
井戸川さんとは釣友で別々にポイントを探していたが、
井戸川さんからの連絡で来られようです。
この方も凄い、11月上旬、既にメーターオーバーをゲットされていました。
1時間ほどご一緒したが、反応が無いのでお勧めの鉄板バイブ購入のため終了。
1回目の判断ミス!
2人に別れを告げ100mほど歩いた時、後方から叫び声が、
振り向くと押川さんがファイト中、井戸川さんがホローに回り、
ナイスコンビネーションでオオニベゲット、計量すると何と142cm、23.5kgでした。
俺が追い求めていた20キロオーバーを、到着して僅か1時間後にはいとも簡単にゲット。
3人で祝福の握手を交わし喜びを分かち合った。
(オオニベの口)
井戸川さんが話されていた事が、目の前で実証され感動しました。
今までの俺は、オオニベ釣方は確立されていないと思っていましたが、
完全に確立されていた事に改めて驚かされました。
2人に「明日、今朝見た3人を連れて来たいのですが」と話したら、
2人から「良いですよ」と快諾を得たので釣具店に走る。
鉄板バイブ購入後ホテルに戻り、昇さんに午後からの出来事を話し、
話したエリアで落ち合うことにした。
NO7につづく