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4月12日、自己記録更新時(84cm)に係わったタックルで、
何かを記念に残したいと言う思いが湧き、思案した結果ハンドルノブになりました。
象牙の様なカラーの銘木名は玄圃梨(ケンポナシ)です。
左から、渋く味わいのある日光杉の瘤の部分で作ったノブ、
アメリカンショートヘアー(猫)の様な美しい模様の黒柿。
殿堂入りの話を棟梁にしたら「それならば」と、新たに作って頂いた玄圃梨(ケンポナシ)。
3月に亡くなられた地元(和田町)の釣り友は、建具屋さんを営んでいました。
日光杉と黒柿の銘木は棟梁達が死後、作業所の片付けに行った時に目にし、
故人を偲んで棟梁が削り出し、限られた仲間に配ったウッドノブです。
故人が生前「オオニベ釣りに行ってみたいね」とおっしゃっていたので、
今年の宮崎遠征時に弔いを兼ね、日光杉と黒柿を持参する予定です。
ある日、棟梁がこのノブを持って来て「どうかね」と意見を求められ、
「良いですね」と答えたら、「気に入ったならあげる」と言われ、
鮑で装飾したノブを頂きました。
俺「杉も良いけれど、黒檀の様なブラック系は無いですか」と尋ねると
棟梁「木が無いから、以前あげた物を持って来たら作ってやるよ」言われ、
厚かましくも持参。
左から、鉄刀木(タガヤサン)、紫檀、黒檀
天然の鮑の貝殻を丸くカットし、表面を削り光沢が出るまで磨き、
ノブも鮑の厚さまで削り鮑を埋め込む(象嵌)、最後にコーティングして完成。
棟梁の気持の篭ったこのノブも、宮崎遠征時に持参する予定です。
“棟梁ありがとうございます。いつも我がまま言って済みません!大切に使い殿堂入り目指して精進します”