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12月7日(火)大潮 水温19~20℃ 晴れ
日の出 7時頃 日の入17時頃
干 潮 00:41 12:55
満 潮 07:33 18:25
宮崎に来て、すでに10日近く、実釣開始から5日が過ぎたにもかかわらず、
未だオオニベからのコンタクトは無い!初挑戦ということもあり、不安と焦りがよぎる。
そして6日目!いつものように朝5時半、友人と待ち合わせ。
さすがに南国宮崎、早朝のこの時間でも、それほどの寒さは感じない。
友人の“今日もやりまっせー!”の挨拶に“はい はい”と俺の返事も、やや気合不足。
当然ながら、今日、12月7日が俺にとって記念すべき、衝撃の日になることを、俺は未だ知らない。
支度を済ませサーフに降りるが、辺りは真っ暗で海の様子が分からない。
俺は、昨日もこの海岸でオオニベを追っていたので、大体の地形は分っている。
お互い左右に分かれてキャスト開始。
暫らくキャストを続けると、義理堅く今日も太刀魚が挨拶に来た。
今日は、いつもよりバイト数が多い、ベイトの群れが入ったかな?
6時過ぎた頃から薄明るくなり、海の様子も分り海面を見ながら移動。
ここはと思う所でキャストするが、相変わらず太刀魚のバイト。
6時30分頃にはすっかり明るくなり海面に目を凝らすと、気になる場所を発見、
近づいて見ると、足元から掘れていて、
昨日は無かったはずの結構大きなカレントが沖まで払いだし、更に、潮目が続いている。
ここだ!!と思ったが気になる事が、波打ち際から防潮堤までの距離は約15m位で、
大きい波が来ると砂浜はほとんど水浸し状態になり、ちょっとヤバイ。
早速キャスト開始。
10投程するとバイト、又、太刀魚かなと思ったが感触が違う、
シーバスの様な抵抗、平鱸かなと思いフックUPを2.3回入れると、
‘奴は’身の危険を感じたのか、いきなり沖に向かって狂ったように走り出す。
ドラグがけたたましく悲鳴を上げる!
“奴だ”間違い無い、今までダラケテいたファイトがガチンコ勝負に変わる。
フック全体が‘奴に’掛かるようにロッドを下げて(有効かどうか分りませんが)しのいでいる間も、
ドラグは相変わらず悲鳴を上げている。
ドラグが焼付くのではないか、PEラインが摩擦熱で切れてしまうのではないかと心配になり、
ハンドルから手を離しドリンクホルダーからお茶を取り出し、スプールにかけて耐える。
既にラインは100m以上出されたようだ、この頃から徐々にスピードが落ち遂に‘奴は’止る。
今度は俺の反撃とばかり、ポンピングを繰り返していると、
‘奴は’体力が回復したのか、今度は横に走りだす、一緒に俺も横に移動。
この頃になって友人が異変に気付き駆け寄って来た。
幸い、ウイークデーでルアーマンは居ない、遠くに数人の投げ釣りの人達が居るだけ、
自分に「慌てる事は無い」と言い聞かせ、思う存分ファイトに励む。
ヤット横走りが止りポンピングを始めると、暫らくは近付いて来るが又走り出す。
こんな事を何回も繰り返しているうちに、‘奴との’距離は確実に狭まってきた。
俺の方もバテバテだが何とか‘奴を’見える所まで寄せる事が出来た。
デカッ!!
本当の勝負はこれからだと言い聞かせ、波打ち際の攻防が始まる。
寄せ波を利用して引き上げようとしても、暴れて引き波に戻される、
こんな事を繰り返していたら、友人がグローブを填めて波打ち際に立ち、
寄せ波で引き上げてきたオオニベを抱え込むようにして引き波から守り、
徐々に砂浜に押し上げ最後は足で蹴り上げる、
最後の蹴りは「何で俺に釣れなかったんだ」というような蹴りだった? (笑)
素早く、友人は自分のランディンググリップで‘奴の’下顎を押さえゲット。
それを見ていた俺は、、、
緊張からの解放と、成し遂げた満足感と、疲労感で震えが止らず砂浜にしゃがみこんでしまった。
茫然自失の俺!
友人「波が来て撮影は無理ですから上に上げますよ」と言ってルアーを外し、
防潮堤の狭い階段を‘奴を’重そうに引きずりながら上がって行く。
普段、見た事も無い機敏な動作で処置してくれたので驚いた。
しゃがみこんで漠然と見ていた俺に波が押し寄せ、慌てて立ち上がり防潮堤に上る。
体長125cm 体重16.4kg
防潮堤に上がった頃から喜びがこみ上げて来て、
友人から運気を吸い取られるような硬い握手で祝福された時は、さすがに潤んでしまいました。
恒例の記念撮影、“オオニベ君とツゥーショット”この絵が撮りたいが為に宮崎県まで来ました。
夢が叶った6割は、友人のおかげと感謝しています。
友人と交互にオオニベを車まで引きずっていると、すれ違う人たちから祝福され、
俺的にはオオニベ釣りは終わったなという思いで歩いていると、
6人のグループと出会う
「良く釣れたね」
「20㌔は無いな」
「15㌔以上は有るな」
「なんだ20㌔無いのか」
「それにしてもデカイな」等々言いたい放題。
「なんだ20㌔無いのか」という言葉で、終わりかけていた俺の心に火が付く、
20㌔オーバー釣るまで、毎年来るぞと心の中で叫ぶ。
4年に1度のチャンスも、オリンピックのメダルに例えたら、
今回のオオニベは銀メダルのようでした。
最後になりましたが、
宮崎滞在の14日間、毎日付き合って頂いた友人に心からお礼を申し上げます、
有難うございました。
友人の御家族には大変ご迷惑をお掛けし、お詫びの言葉もありません。
更に、奥様からは幻の焼酎(百年の孤独)と妻にまでお土産を頂き、
本当に有難うございました。
霞デザインから送って頂いた“プロトのゴビー”は、ボトムの状況で活躍する機会が無く、
せっかく注文どおりに作って頂いたのに、申し訳ありませんでした
疲れを感じたとき、カネゴンから頂いた“第一三共 リゲインZERO”を飲んだお蔭で、
最後までやりきることが出来、感謝しています。
好き勝手な事をしている俺を、いつも応援してくれる妻に感謝!
実釣10日間、10.9フィートのロッドで30g前後のルアーをフルキャスト。
おそらく、1万投くらいキャストしたのではないでしょうか?
更に、我が家が恋しくて1,440kmを16時間半、食事を2回、
給油を2回とトイレタイムのみで走破、全日程16日間、さすがに今回の釣行は疲れました。
来年は、20㌔オーバーの“金メダルを”と、
叶わぬ夢を追い求めてみたいと思っている今日この頃です。
友人はこのブログを見て、改めて悔しがり、ファットが湧いてくることでしょう。健闘祈る!!!
タックルデーター
ロッド : ダイワ ブランジーノ サーフゲームカスタム 109ML
リール : ダイワモアザン ブランジーノ 3000
ライン : バークレー ファィヤーライン トレーサーブレンド1.5号25Lb
リーダー: VARIVAS ショクリーダー30Lb
ルアー : ジャクソン アスリート SS14 ギビナゴカラー
おっと失礼しましたm(__)m
はじめまして シモやんと申します。
正直 たまに拝見してました。
しかし スゴイ!
ズリ上げ おめでとうございます。!(^^)!
しかしながら 来年のテーマもマル決してしまった様で・・・(^^♪
ロング釣行 及び 長距離走破
お疲れ様でした(^o^)
いつか南房にて お会いできる日を
楽しみに・・・(^^♪
サンデーアングラーなので難しいでしょうが。
ちなみに茨城からの発信です。
オオニベは 友人のガイドと 幸運に恵まれたようですね。
7月11日のひらめっぱり見ましたよ ‘イケメン’ですね。
何時の日か サーフでお会いしたいですね。
今後とも 宜しくお願いします。
コメントありがとうございます。m(__)m
こちらこそ宜しくお願いいたします。
釣りキチ親父さんも 今年けっこう投稿されてましたネ。いつもチェックしてました。
自分は『ひらめっぱり』の おにさん には いつもお世話になってるもので。。。
あと、みなさんに統一してもらってるのですが、
シモやん に さん は付けないでOKです。
シモやん でお願いします。
因みに 自分と釣りキチ親父さんの間に2人挟むと繋がるようです。去年そんな話を聞きました。
それからきっかけでページたまに覗いてました。
今年に入り ひらめっぱりの投稿が多いので、さらにチェックを…(^_^.)
小〇さん⇔小〇さんと仲良しのバス釣り師⇔自分の知り合いのバス釣り師⇔シモやん らしいです。面識はナイのですが、そんな感じみたいです。
お会いできた際には宜しくお願いします。
さすがです。の一言です。
南房修行の方は結果がだせずただ今インターバル中で、お休みしておりますが近々参戦予定をしております。
先日、お蕎麦屋さんに行って来ました。
美味しかったです。
次回行った時は冷たいのと暖かいの2枚食べる予定です。
20㎏UP頑張ってください。
コメントありがとうございます。
23日と24日、南房に行ってきましたが、坊主でした。
今朝、メールを開いたら、知り合いのハンドルネーム(コスモS1さん)とS1さんの元上司のK氏からでした。
内容は、南房の別の海岸で一投目で72cmの座布団をゲットしたそうです。
近々、‘ひらめっぱり’に投稿されることでしょう。
羨ましいですね。
お互い頑張りましょう。