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06:30、名人と北岸で待ち合わせ!
早めに到着し待機していると名人も到着。
名人から7日の状況を聞きながらポイントへ
名人の話では、1投目からベイトの反応があり、終了するまで続いたそうです。
だが、今日は1時間ほど経過してもベイトの気配は感じられない。
そんな中キャストを続けているとベイトの気配が、早速、名人にヒット!
駆け寄るとシーバスでした。
間も無く俺にもヒット!ヘッドシェークするが外れない、
暫く外れるのを待ってみたが外れないのでシーバスを回収。
この釣方はオオニベのバイトを感じるまで合わせず、
ひたすらハンドルを回しフックから外れない魚のみ回収。
ひたすらオオニベのバイトを待つ身としては、このシーバスは迷惑魚になります。
その後は、2人共ノーバイトで15:00終了。
12月10日
師匠と北岸で待ち合わせの予定だったが、工事で北岸の状況が悪くなり南岸で待ち合わせ。
師匠親子と合流、南岸のポイントに着いてビックリ!!!
昨日まで手前のテトラは頭だけしか出ていなかったのに、砂が削り取られ一夜で激変。
カフェオレ状態の海を見て全員愕然!!
(奥の砂の高さまでテトラは埋っていました)
こんな状況下では難しいと思いながらも実釣開始。
結果、藤也君が60cm前後のヒラメを1匹ゲット、他はノーフィッシュ。
師匠「藤也、そのヒラメ小黒さんにあげたらどう」
辞退したが、藤也君に「どうぞ」と言われ、有難く頂きホテルのスタッフにお土産。
サーフフィッシングを始めて、初めて他のアングラーからヒラメを頂きました。
ホテルに帰ると名人から電話、「明日南岸でどうですか?」
名人のお気遣いに感謝し就寝。
12月11日
04:30、起床したが気分が優れず、06:00名人に事情を話し2度寝。
3時間ほどで目が覚め思案した結果、南岸へ直行。
名人に挨拶し状況を尋ねる「駄目ですね」と言う返事。
昨日のサーフとは一変し、今度はテトラが半分ほど埋っていた。
海の状況は良くないし、東京を発って17日目一日も休まず今日に至り、
疲労が蓄積したのか疲れを感じキャストは余りせず、名人の釣りを見て時を過ごす。
13:00名人も終了したので宮崎市内の釣具店へ。
NO11につづく
12月8日(親子鷹)
06:30、先生並びに山脇夫妻と南岸で合流、俺たち以外誰も居ない。
今日こそはと祈る気持で実釣開始。
グチの気配はあるが、群れが小さいのか数投で気配は消える。
先生は帰り残った3人でグチを探り、たまにグチの反応が有っても
オオニベの反応はなく、時間だけが経過する。
14:00頃、師匠親子が現れる。
師匠「昨日、押川さんが北岸でメーター弱のオオニベ2匹と、シーバス5匹ゲットしたとの電話が入り、連絡しようと思いましたが、20kgオーバーは出そうも無かったので連絡しませんでした」
更に話は続く「3人で北岸に行き全員ヒットしましたが、全員バラシテしまいました」
詳しく聞くと、息子さんのオオニベ取り込み時、尾鰭に手が触れたが親子のタイミングが合わずバラシテしまい、藤也(息子)君の機嫌が治まらないので此処に来たそうです。
初めて会う藤也君、父親譲りか釣りセンスは抜群でした。
5人で15:30まで叩いたが全く反応が無い。
師匠「今日は無理ですね、終了しましょう」
師匠は別の場所に駐車していたので別れの挨拶をし、
300mほどサーフを歩き階段を登り切った所で
ニモ「未だ手を振っています」
俺「恋人同士の別れみたいだね」と、3人で手を振る(笑)
昇「手の振り方が変ですよ」
ニモ「ヒットしている」慌てて2人のもとに駆け寄る。
(藤也君が掛け師匠はギャフを持ちホローに回る)
師匠「別れた後、泣きの1投でグチとニベのアタリがあったので、藤也に投げさせたらヒットしました」
30.40分後、見事にゲット!
師匠「藤也これで朝のバラシは帳消しだな」
藤也「はい」良かったですね、ご両人。
(全長125cm 重量18,4kg)
俺「今、膝、笑っている?」
藤也「掛けた時からずっと笑っています」
師匠「サイズは望めませんが、10日、北岸に行きませんか」
俺「サイズはともかく、1匹釣って余裕を持って後半に臨みたいですね」と、
約束を取り付け駐車場に戻る。
藤也君(中学3年生)の勇姿
↓
今回で3回目の判断ミス、俺が背中を向け帰りかけるとヒットする、
なんと運の無さか…
オオニベ釣りの引き際の難しさを痛感!
ホテルに帰ると名人から「明日、北岸に行きませんか」と、お誘いの電話。
俺「宜しくお願いします」
明日が待遠しい!
NO10につづく
12月2日
昨日の事もあり期待を胸に南岸のポイントに入ったが、
一夜で生命感が全く無くなり、名人共々撃沈。
12月3日
今日は俺1人、今日もグチの反応は無く、昨日と同じくノーバイトで16:00終了。
12月4日
今朝は珍しく水面にベイトの気配、キャスト開始まもなく強烈なバイト!
合わせを入れると、ドラグが悲鳴をあげラインが出て行く。
「遂に“奴”が」と緊張したが、走りと引きが違う“奴”じゃ無い、
だが、ラインは未だ出ている、暫くしてドラグ音が止み走りは止また。
その後は比較的簡単に寄って来る、
波打ち際で背鰭と尾鰭が見えた時はサメかと思いました。
(サワラ 85cm 3.7kg)
その後サゴシが1匹釣れたが、後が続かず沈黙。
日の出とともに名人も到着、たが、今日も前日までと同じくグチの反応が無いまま16:00終了。
名人「明日も無理かと思うので、エリアを変えてみては如何ですか」と、アドバイスを頂く。
12月5日
名人のアドバイスにもかかわらず、今日も南岸のポイントで撃沈。
他のアングラーに釣果を尋ねるも「ノーバイトです」と、言う言葉しか帰ってこない。
帰りの道筋で目にしたカマキリ、冬だと言うのに未だ居たのでシャッター!
多数のグチ釣り師に釣果を尋ねても、0~2匹と言う返事しか帰ってこない。
そんな中、京都から来ていたアングラーに、
95cmのオオニベとのツーショット写真を見せられた。
ポイントを尋ねると「知人に連れて行ってもらったので良く分かりません」との事。
ホテルに帰ると、今日も定時刻に昇さんから釣果の確認電話。
今日も期待を裏切る結果を話すと、状況の厳しさに昇さんも溜息
「此れがオオニベ釣りの現実だ」と、意見は一致。
明日は、昇さんとニモさんも加わっての釣行、楽しい釣りが出来そう。
12月7日
今日は久々にグチの気配は有るが、群れが小さいのかすぐ消える。
結果、昇さんが60cmのヒラメをゲット、俺はサゴシ1匹のみで今日も撃沈。
だが、北岸で名人が爆釣していた事を未だ知らない。
車に戻るとワイパーに何かが挟まっている、
よく見ると京都のお土産!95cmのオオニベをゲットした彼からでした。
昨年は1週間、今年は5日間の予定で来ていたが、今日が最終日だったようだ。
「確かに受け取りました。ありがとうございました」
NO9につづく
12月1日
6時過ぎに駐車場に着くと、既に山脇夫妻の車が止まっている。
準備を済ませ、外気温3℃ながらもポイントまで1kmほど歩くと流石に体が温まる。
3人いると思ったが、先生は昨日会ったポイントでやるとの事。
実釣開始。
(今日も穏やかな一日になりそう)
(反応が無いので休憩し記念撮影)
山脇夫妻は3年前、オオニベに魅せられ神奈川県から宮崎県に移住したが、
実物のオオニベは未だ見ていないとの事。
ニモ「オオニベに近付いているような気がします」と、ヤル気満々。
08:00頃、名人と師匠(押川さんと井戸川さん)2人のオオニベハンター到着。
山脇夫妻を紹介し、レクチャーを受け5人でキャスト開始。
昇さんにヒット!現場に緊張と歓声が巻き起こったが、トビエイでした。
その後、小さいグチの群れに当たるが、5人ともニベの反応は無いまま正午になり、
昨日のヒット時間前に昼食を済まそうと、山脇夫妻と3人で現場を離れ車で食事に。
2回目の判断ミス!
食事を済ませて戻ると、名人が大きく手を振る
「まさか」と思いながら駆け寄ると、師匠がオオニベをゲットし砂浜に埋めてあった。
俺たちが来たので掘り起こし、計量すると何と145cm、25kgもありました。
口々に「デカッ」と、声を上げたまま暫しオオニベに見惚れ、己の判断ミスに嘆く。
師匠とオオニベ
↓
その後、グチの気配は無く全員ノーバイトで16:00終了。
駐車場までの道中
地合い時、食事に行っていた俺たちの運の無さをボヤキ・・・
ニモ「せめてファイトシーンを観たかった」とボヤク。
だが、3人共“確実にオオニベに近付いている”と確信
話もポジティブな内容に変わり会話は弾む。
NO8につづく
11月30日(運命の出会い)
準備を済ませ06:20サーフに下りる。
入りたいと思っていたポイントには既に3人の人影。
ルアーをセットし、ドラグ調整、ドラグを締めながらラインを徐々に引き調整していると、
突然、滑るようにラインが出る。
ドラグを更に締めるが変わらない、MAXまで締めたが相変わらずラインは出る、
やむなくスプールを取替えセットし直す。
スプールに結んだPEが解けていた事が原因でした。
「何をやっているんだ俺は、こんな事が続くようでは今年は駄目だな」と、
釣行開始3日目で直感!
トラブルに焦りと苛立ちは積もるばかり、以前はこんなトラブルを起こす俺では無いと自負していたのに、注意力が散漫になっている俺!しみじみと歳を感じる出来事でした。
短期間で3度も単純なトラブルを起こすようでは、
今年が最後の遠征になるのかなと考え始める。
実釣開始間も無くサゴシがヒット!
明るくなり3人の人影もハッキリ見え、目を凝らすと、
毎年お会いする小学校の先生と山脇夫妻でした。
(昇さんとニモさん)
1年ぶりの再会を喜び合い、近況と釣り情報交換。
暫くして先生は帰宅、残った3人で11:00まで叩いたがノーバイト、
昼食に行くため午前の部終了。
(昨年の12月12日撮影)
俺が思うに“オオニベの餌(ベイト)であろうグチ”が釣れていない事に不安を感じる。
昨年までのポイントは捨て、午後からは単独でサーフを偵察移動。
1kmほど歩いた所で俺好みのポイント発見、既に先行者が2人。
邪魔にならないポイントでキャスト再開すると、先行者の1人が手招きをする。
近寄ると「今日で何日目ですか?」と尋ねられ驚きました。
答えながら改めて顔を見ると、会話はした事は無いが、
過去に何度かお会いしたアングラーでした。
彼「実は今朝見掛けた時、そこじゃなく向こうですよと声を掛けようかと思ったのですが、他に3人居たので声を掛けませんでした」と言われビックリ!
11時頃、このポイントで過去最大のオオニベを掛けたが、フックアウトでバラしたとの事。
「あそこにキャストしてみてください」と言われた方向にキャストすると、
今年は未だ一度も感じなかったグチの感触。
「何なんだ!まるで見えているようだ」と思ったが、
彼は見えていて正確にグチの群れにキャストをし、
グチの感触を感じながらオオニベを追っている。
彼に質問すると、今まで自分がやってきたことや、
他のアングラーから聞いていた事、媒体から得た情報等を覆す答えに“目から鱗”でした。
彼の言葉
1.オオニベの餌はグチ。(俺も一昨年辺りからそう思うようになった)
2.ポイント選択は一致するが(俺には確信がなかった)
3.夜釣り、朝マヅメ、夕マヅメ、曇り空、潮周り等は全て無視。
4.実釣8時~16時、晴天無風でベタ凪を好んで釣行、おやつ持参で待機時間をタップリ取る。
5.独特の釣方(詳細は控えます)
6.グチの探し方(詳細は控えます)
話しが少々飛びますが、今までいろんな釣りをしてきましたが、
師匠と呼びたくなるような人には出会えなかったし、師を求める気も無かった。
だが、今回、初めて師匠と呼びたくなるアングラーにお会いしました。
その人の名は、井戸川さんです。俺より25歳若い。
いろいろ御教授頂いていると、14:00頃、一人のアングラー(押川さん)が現れる。
井戸川さんに紹介されましたが、以前お会いしたことがありお互い記憶がありました。
井戸川さんとは釣友で別々にポイントを探していたが、
井戸川さんからの連絡で来られようです。
この方も凄い、11月上旬、既にメーターオーバーをゲットされていました。
1時間ほどご一緒したが、反応が無いのでお勧めの鉄板バイブ購入のため終了。
1回目の判断ミス!
2人に別れを告げ100mほど歩いた時、後方から叫び声が、
振り向くと押川さんがファイト中、井戸川さんがホローに回り、
ナイスコンビネーションでオオニベゲット、計量すると何と142cm、23.5kgでした。
俺が追い求めていた20キロオーバーを、到着して僅か1時間後にはいとも簡単にゲット。
3人で祝福の握手を交わし喜びを分かち合った。
(オオニベの口)
井戸川さんが話されていた事が、目の前で実証され感動しました。
今までの俺は、オオニベ釣方は確立されていないと思っていましたが、
完全に確立されていた事に改めて驚かされました。
2人に「明日、今朝見た3人を連れて来たいのですが」と話したら、
2人から「良いですよ」と快諾を得たので釣具店に走る。
鉄板バイブ購入後ホテルに戻り、昇さんに午後からの出来事を話し、
話したエリアで落ち合うことにした。
NO7につづく